【ローカルネットワーク委員】
ローカルネットワーク委員長の吉田です。

気がつけば７月になり、2023年も折り返しとなりました。早いものですね。私自身振り返ると、結局は何も進んでないような気がする
この半年でした。皆さんはどうだったでしょうか。

さて、私の住む京都の７月と言えばやはり祇園祭。各地からすごい数の観光客がお越しになられます。あの鉾を私も数年前に二度程
曳いた事がありますが、実は鉾はとんでもなく重いのです。私が曳いたのは月鉾という鉾で、祇園祭の鉾の中でも一番重量級と言われており、
鉾単体で約9トンあり、囃子方や車方などの人が約50人程乗っているので、晴れで約12トン、雨が降るとだいたい13トンはあると言われています。
それを50人程の曳子が曳くのですが、何せ重くて動かない。動けば止まらない、一人でも手を抜くと一気に負担が増えるような鉾です。
四条通りはまだ平坦なので動き出す時以外はまだ何とかなるのですが、河原町通りが実は結構上りになっており、途中で前方の鉾が辻まわしなどで
混雑してくると、次の動き出しは全くびくともしません。観客は辻まわしが大変のように思われるかもしれませんが、実はあれはそこまで大変ではないのです。
回りすぎるのを止めるくらいなんです。４回の辻まわしよりも、やはり上りが過酷です。また、新町通りの下りも、ブレーキのついていない鉾を止めながらなので、
それもかなりの重労働となります。そんな感じで約４時間ほどかけて巡回する訳ですが、終われば達成感とかなりの疲労に見舞われます。
しばらくは筋肉痛なのは当たり前です。
そんな祇園祭の鉾巡行が、今年は前祭が7月17日(月)、後祭が7月24日(月)に行われます。皆さんも今年は見に来られてはいかがでしょうか。

まだまだ厳しい夏はこれからですが、熱中症などに気をつけて、今月もどうぞよろしくお願いいたします。