【6月度活動報告】ローカルネットワーク委員会
【ローカルネットワーク委員】
ローカルネットワーク委員長の吉田です。
6月も終わろうとしており、今年はかなり早く梅雨も明けました。
これからが夏本番なのに、今の時点でこの暑さは先が思いやられますね。
皆さんも熱中症にお気をつけ下さい。
先日、興味深い話しを聞きました。現在、ロケは都内はもちろんの事ですが
、カメラさえ入れれば世界中どこでも行われています。地方ロケもあちこちで行われており、
我々地方の会社もそれがあるから仕事がある訳です。
先日、バーチャルLEDスタジオの話しがあり、たまたま私の友人がその販売の営業をしていたので
色々と聞く機会がありました。国産はまだSONYしかないらしいですが、サムスンなど色々な
海外メーカーから販売されているとの事でした。これの何がすごいかと言うと、そのスタジオ
で撮影した映像や画像は、実写とほぼ見分けがつかないくらいのクオリティというところです。
今まではグリーンバックにクロマキー合成で撮影しており、見ているとやはり不自然なところが
多いのが難点でした。このバーチャルLEDスタジオはグリーンバックの部分が全てLEDパネルで作られており、
その細かさは今や0.8刻みとかのサイズもあり、恐ろしく精巧な画像になるとの事でした。
更にそのスタジオで人物も実際に撮影すると、全くと言ってもいい程のレベルで映像が出来る訳です。
最近の技術は素晴らしいものです。
しかし、これが素晴らしいと言って感心している場合ではありません。この技術がどんどん発展すると、
海外ロケをはじめ地方ロケなど、ほとんどのロケがそのスタジオで事足りてしまい、屋外でのロケは
極端に減ってしまう事になりかねません。そうなればロケバスなど不要になってしまい、我々の業界
は一気に衰退してしまいます。
LEDパネルのコストは高くそう簡単には普及はしていかないとの事ですが、安い海外製品が入って来るとそうは言ってられません。
この事を知り、我々はどう行動していくべきでしょうか?現地でロケをする価値観や、そこでしか体験出来ないコトなど含め、ロケバス業者として提供出来る商品を今一度考える時が来ているのではないでしょうか。
皆で色んな意見を出して議論し、やって来る更なる困難を乗り越えていきましょう。
ではまた。