【ローカルネットワーク委員】
ローカルネットワーク委員長の吉田です。

また心痛む大きな事故が起きました。関越道でツアーバスが大きな事故を
起こし、多くの死傷者が出たのが2012年。軽井沢でスキーツアーバスが
大きな事故を起こし、多くの死傷者が出たのは2016年。
つい先日は、北海道知床半島沖で遊覧船が沈没し、多数の方が犠牲になりました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

この遊覧船の沈没の原因は現在調査中との事ですが、様々な報道によると、
やはり安全を軽視したのが大きなところではないでしょうか。
関越道の事故も軽井沢の事故も安全を軽視し目先の利益にとらわれ、
結果として大きな犠牲が出ました。
国土交通省管轄の陸海空での輸送は区別がつけられがちですが、形違えど
本質は変わりません。航空機での事故に列車事故、バスやトラックの事故で
あっても、根幹となる考えは変わりません。安全が全てにおいて優先する、
これこそが根幹となる考えです。

よく社長や管理職も車両に乗務して日銭を稼がないと会社が回せないという
言葉を聞きますが、そこに安全管理体制をしっかりと構築して実践し、
その上での言葉なのかどうかは甚だ疑問です。
おおよそ５年毎に起きる大きな事故。2022年のゴールデンウィーク最中の今が、
もう一度自社の体制や自らの経営に対する姿勢を見つめ直すいい機会かもしれませんね。
よろしくお願いいたします。