【ローカルネットワーク委員】
ローカルネットワーク委員長の吉田です。

ついに2024年4月になり、いわゆる2024年問題と言われる労働時間の上限が我々の業界もスタートしました。
ニュースでは様々なトラック・バス業界の事が取り上げられていますが、混乱するのはまだまだこれからです。

先日の事、嵐山のコンビニに寄った時の事ですが、個人タクシーとおぼしきドライバー同士が話しているのが聞こえました。
「昨日はおいしい仕事やったで、60kmしか走ってないのに10万上がったわ」と、まあまあデカイ声で話してます。
更に「今日は嵐山○○ホテルから嵐山駅までやて。歩けよ！んでも、800mで2500円やったけど」何ともまあ、
デカイ声で話す内容とは思えない内容でした。

それで私もよくよく計算して考えてたのですが、10万上がったというのを仮に全てハイヤー貸切やったとしても、時間7500円くらいと
計算すれば、ざっくり12時間以上働いてる計算なります。もちろん流しもあるとは思いますが、あの話し聞いてると、大手バス・トラック会社は
2024年問題の事にシビアに取り組み始めてますが、個人タクシー等の個人事業となると、まだまだなんだなと改めて考えさせられました。
そもそも時間の概念が無いというか、そういう所を疎かにしていた日本の働き方の文化まじまじと感じた会話ですね。

労働時間の短縮や生産性向上までにはまだ随分と時間かかるかもしれませんが、私達もコンプライアンスを守り職務を全うしていかねばなりません。

今月もどうぞよろしくお願いいたします。