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ACTIVITY

活動報告

【11月度活動報告】ローカルネットワーク委員会

【ローカルネットワーク委員】
ローカルネットワーク委員長の吉田です。

気がつけば今年も師走となり、一年が早く感じるのは歳のせいでしょうか。年末は何もかも気忙しくなるので、
こういう時こそ無事故無災害を意識しなければなりません。
さて、先日ですが、少し気になる話しを聞きました。先日にあるセミナーで聞いたのですが、国内貨物事業者の数が、
カウントしてるこの近年で最高数を記録したとの事です。その担当者も資料作成中にビックリしたとの事で、
私も含めてここ最近は廃業や倒産・譲渡する会社も多く、てっきり減少傾向と思っていました。
増加している原因までは分からないのですが、約63,500社程との事です。

また、コロナ前の国内貨物の輸送量はおおよそ30億トン平均が数年続いていたとの事ですが、
コロナ禍~現在に至っては、おおよそ25億トン平均との事です。つまり貨物量は▲17%のところ、
事業者数が増えているために、少ないパイを取り合って過当競争が繰り広げられているといった事になります。
当社も貨物輸送が半数以上を占めますが、アフターコロナになっても貨物量は増えずに売上減、
非常に厳しい状況がここのところ続いております。更にこの期に及んで、まだ値下げする所も出ており、
何を考えているのか理解に苦しむところです。

また、倒産の内訳も昨年くらいまではほとんどが保有台数20台以下の会社でしたが、昨年半ばくらいから
保有台数50~100台超のところが急激に増えているらしく、おおよそ10倍に増えたとの事でした。
燃料費や各種経費が高騰し、もう回せなくなって来ているのと、先ほどの運賃が低調止まりが
ボディーブローのように効いて来ているのかも知れません。

我々の業界は2024年問題が騒がれていますが、あと2年くらいはまだまだ下を潜るノンコンプライアンス企業と
戦わねばと私は予測しています。正直者が馬鹿を見るより、正直者しか報われない世の中に早くなって欲しいですね。
年末も気を引き締めていきましょう。
今月もどうぞよろしくお願いいたします。